2013/11/22

ジョイクロは楽しい。

毎度ありがとうございます、ナガシマです。

こないだの定休日、昼前からかなりの西風が吹く予報でしたが、朝の一瞬のチャンスを狙って横浜へと出撃してきました。ていうか、40分寝坊して、完全に出遅れ。今日も撮影係はヨッスィーです。なんと、この人も寝坊。合計1時間のロス。ちーん。

とにかく、今日のナガシ丸はこちら。
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マリブカヤックス/プロ2タンデム(旧モデル)。たぶん、タンデム艇の中では最速クラスです(ホビーのアウトフィッター、オアシスは除く)。大型のクーラーボックスは積みにくいですが、20リットルくらいまではOK。ハッチも大きいので、中にたくさん荷物を入れられます。もちろんカートも収納可能。つか、ピンボケしてるじゃねーか! 渾身のダブル指差し確認も意味ねーじゃねーか! 寝ぼけてないでちゃんと撮影してください。

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早朝はまだ風もなく、ベタ凪。こちらは沖で合流したサウス常連のマッチョさん。さっそく70cmを捕獲。釣ったのはレンジバイブだったかな? さすがですねー。もうひとり、現地で合流したサウス常連のG君によれば、ちょっと前までは、こんなのが入れ食いだったとか。この日は、ちょっと群れが抜けたのか、やや渋い状況。G君もレンジバイブで1本キャッチ。65cm。これ、ナガシ丸が到着する前の釣果。ナガシ丸が着いたころには、太陽が完全に昇って、そよそよ風が吹きはじめ、しかもシーバスの活性は下がっていました。ちーん。

それでもナガシマは、最近のお気に入りのジョインテッドクロー178を投げ続けました。色は、個人的な好みの邪鮎。ですが、ギラギラ系なら何でもいいと思います。中平鮎、若鮎あたりもよく釣れるようです。

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で、荒れる前になんとかゲット。55cm。ちいサイズだったので、もうちょっと何匹か釣れてくれないと、パターンに再現性がないんですけど。しかーし、ジョイクロはシーバスの反応が素直というか、ダイレクトなイメージがあります。いわゆるビッグベイトなので、時合が過ぎて、活性が低い状態でもリアクションで無理やり誘えるし、それでいて、シーバスも食うときは本気のような。何より操作していてすごく充実感があるし、ミノーとかバイブを完全に無視するようなサカナも、ジョイクロには思わず……というのがある気がしています。

それでもですね、ナガシマ的にはストラクチャーにからめないとヒットに結びつけにくいんですよねー。オープンエリアだと、追ってきたやつを食わせるのがなかなかうまくいきません。ただ巻きだけだとついてくるだけで食わせにくいし、ジャークを入れても食う寸前で反転するという。カヤックの際まで猛然と追ってきたのに、カヤックに気づいて「やべ! 何やってんだオレ」みたいに恥ずかしそうに帰っていくやつがけっこういます。

なんとなく、スピードにすごく緩急をつけて誘い出すジョイクロのジャーキングって、エギングと似てるような気がします。 ゆっくりのただ巻きから高速ジャークを入れるとか、高速ジャークしたあとに急停止して超スローフローティングさせるとか。「食わせの間」をどう入れるか。ジョイクロを使う楽しさは、このへんにあると思います。たしかに、重いルアーなので、投げてジャークしつづけるのは重労働ですが。

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賞味1時間30分ほどのカヤックフィッシングでしたが、自分でポイントと群れを探すシーバス釣りは、やっぱり面白いですねー。岸に上がって、マッチョさんがコーヒーを沸かしてくました。ごちそうさまです。インフレータブルカヤックで浮いていた人も釣っていたようで、この日は全員安打……かと思いきや、ヨッシーという人(カヤックショップ勤務、丸顔)だけ釣れませんでした。まあ、ナガシマも最近、思うように釣れてはいないので、また、以前のようなスランプなのかもしれません。

とにかく、ナガシマのPaddle or Dieな釣行記は、まだまだ続きます。年内のシーバスは、そろそろラストスパートですね。ジョイクロでもうちょい大きいのが釣れるようにがんばります。

みなさまも、風邪などひかないように、よい釣りを!

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2013/11/12

買ってみた。

こんばんは、よっしーでございます。

今日は釣りキチ師匠にブログ書いてもらおうと思ってたんですが、なんやかんやで書けないからお願いしますってさっき言われちゃいました。もう釣りネタないよ
仕方ないなぁ、じゃあ、ラーメンで勘弁してあげよう。

というわけで、師匠のブログファンのかた、残念でした。次は書いてくれるでしょう。


先週、釣れる釣りをしてしまったもので、ちょっと釣具に興味が出てきました。
だけど、さっぱりわからないので、師匠のアドバイス通り買ってみました。

釣ったことでカヤックフィッシング引退も延びたので(笑)

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明日使えないかな~、予報だと風強いしなぁ。。


こちらは、とある滋賀県のお店の方からお安くしていただきました。
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おまけをたくさんつけてくれました。

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つきせさん、ありがとうございます~♪

がんばってみますψ(`∇´)ψ

これで狙えるのはシーバスとバスと・・・・?
(釣れるかどうかは別ね)






全然関係ないけど、こないだペーパータオルを2巻お友達から買ったのですけどね、

いい置き場所見つけました。

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マリブカヤックス ミニエックスの真ん中のハッチの横。

ちょうどええ。


by よっしー

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2013/05/27

ジャッカル/マイキー。

本当にスミマセン、あのぅ……『ワンピース』って、1ページも読んだことないんです。『北の国から』は、たぶん2分以上、続けて観たことがありません。実は、「ツイッター」も「フェイスブック」も「LINE」も、いまのところまったく必要性を感じていないのでやっていません。ちなみに、顔文字も使ったことありません。

どうも、ガラパゴス人間ことナガシマです。不便でスミマセン。みなさんこんにちは。

そんな、食わず嫌い男のナガシマが、最近まで「ちょっとこれはいらないなー」と思っていたルアーのひとつが、コイツです。発売されたころは、数あるジョイント系ビッグベイトのひとつ、有象無象の輩だろが!と思い、完全に無視していました。それが、なぜか、なぜだかいまでは、絶対に持っていくバスルアーのひとつになってしまいました。なぜでしょうね、本当にわかりません。理由を考えましたが、思い出せません。自分でも、ピラミッド以上の謎です。

はい、自分のペースで、ナガシマの好きなルアーだけをピックアップする超不定期連載企画。第2回目のゲストは、ジャッカル/マイキーさんです。これは、前回のカーペンター/ミニイールと比べたら、はるかに有名ですね。

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全長=140mm。重量=32g。価格=3,675円。ビッグベイトとしては小柄なほうで、いまとなっては普通サイズ感覚で使えるルアーとなりましたね。同サイズですが、巻いて潜らせてシャロークランクのように使う「カワシマイキー」や、小型版の「マイキー115」もありますが、ナガシマ的に最も信頼しているのが、オリジナルのマイキーと、大型版のマイキー160です。オリジナルのマイキーは、一時、カワシマイキーの大ヒットで影をひそめる存在となりましたが、関東でもビッグバスキラーとして、陰の実力者と呼ばれていました。

ナガシマが初めてマイキーで釣ったのは、実は2年ほど前。ええ、つい最近です。つい最近まで興味のないルアーだったのですから、当然といえば当然ですね。釣ったのは、千葉のしょっぼい水路。9月下旬、朝夕の寒さが秋を感じさせるころです。釣り場に着いて、普通にスピナベとかバズとか投げて、釣れないのでお約束のライトリグをやって、それでも釣れないので、「アレ?」と思い、たまたまボックスに入っていたマイキーを投げてみました。すると、2投目くらいだったと思います。対岸ギリギリに着水し、泳ぎ出した瞬間に水面が大爆発しました。45cmくらいだったですかね。そのときは「おお、マイキーでも釣れんじゃん、ラッキー」くらいにしか思いませんでしたが、その後の釣行で、何を投げても釣れないとき、もしくは、ライトリグを投げて釣ったあとにマイキーを投げると、数投以内にものすごい勢いで食ってくることが多い、という、事実に気づきました。

「これは何かあるな」と、ほかの人がとっくに気づいているであろうことを、いまさらながら発見してひとりでウキウキしました。で、タックルベリーで買い漁りました。だから、仲間うちでマイキーの話題になっても、「釣れるのは別にフツーだよねー。ねー」みたいな顔をしていました。完全な後出しジャンケンになるので、知ったフリしてました。なんでしょうね、たぶん、バスが反応する硬質なラトル音と、ボディ同士がヒットするときの湿った音のシンクロは、すごく魅力的な音質なんだと思います。波動はビッグバドに近いですかね。

とまあ、釣れ釣れ要素をふんだんに含んでいるので、もう釣れるに決まってんじゃん!となるのですが、特に効くのは、関東によくある、にごった水質の浅いフィールドです。いわゆるマッディシャローエリアですね。もちろんダムや川でも効くのですが、ナガシマ的にはマッディシャローな釣り場ばっかり行くので、マッディシャローのフィールドでよく釣れる、とインプットされています。ちなみに、一番好きな色はブラックピラルクです。次に、上の写真のアルビノチャートピラルクです。お、ピラルクばっかりですね。まあ、なんでも釣れるとは思いますが、黒いカラーは、にごった場所でもなぜか効くような気がしています。

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使いこんでいくうちに、人と同じじゃツマンネーだろ!と反抗的な高校生のようなことを思うようになり、こんな改造をしてみました。ていうか、ナガシマのチューニングは、まず最初に、ブレードをつけてみることからスタートします。でも、ブレードにはこだわりがあって、ヒルデブランドかケンクラフトの、高品質で高貴な輝きがあり、ブレード自体にある程度の重さがあるものしか使いません。ブレードに重量があると、波動の質が違ってきます。魚は、このブレードが水を押すときの違いにすごく敏感なようで、ナガシマ調べでは、バスもシーバスもライギョもシイラも、間違いなくヒルデブランドが大好きです(ケンクラフトのは入手困難なので最近は使ってません)。

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特に、コロラドタイプのシルバーで、#2サイズはどんな魚種にも重宝しますね。マイキーにもこのサイズのブレードをセッティングしてやると、リトリーブ中に、水面でブレードが「ピラッ……ピラッ……」と超いい感じでヒラを打ちます。視線の低いカヤックフィッシングでも、このブレードの輝きはよく見えるので、カバー下にブチこんでネチネチやるとき、すごくいいんですよ。近距離キャストでも、相変わらずすごいバイトのしかたをすることがあるので、カヤックバスフィッシングでは、ブレードチューンのマイキーを多用します。

カヤックフィッシングでは、水面で使うマイキーのようなウェイクベイトはとても使いやすいし、釣りやすいと思います。でも、バスの反応を見ながら食わせのアクションを展開させなければいけないジョインテッドクローは、釣りにくく感じます。岸釣りやボート釣りでは、相変わらずビッグベイトの雄として君臨するジョイクロですが、カヤックバスフィッシングでは、ずばり高難度。ジョイクロが難しい理由は、カヤックフィッシングの弱点である「サイトフィッシングのしにくさ」にあると思うのですが、みなさんはどう思いますか? 昨日、偏光グラスの記事を書いておきながら、サイトは難しいとは何事だぁ!と思われるかもしれません。でも、カヤックでのジョイクロは難しいんです。だから、しょうがねーべ、あ?と開き直ってみましたが、もし、カヤックバスアングラーでジョイクロの名手の方がいらっしゃいましたら、効果的なアプローチ方法を教えてください!ぜひ、よろしくお願いいたします……。マイキー以外にジョイクロも使いこなせれば、カヤックバスフィッシングでのビッグベイトによるでかバス狙いは完璧!の予定なので。

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比較的、大きな箱が好みです。

ナガシマでした。

では☆

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2013/04/08

カーペンター/ミニイール。

サウスウインドは朝10時に開店します。で、19時に閉店します。ですが、私、ナガシマ的な感覚では、「さっき開店したのに、もう閉店の時間?」なんです。なぜか、朝から2~3時間で日が暮れてしまうような気がしています。つまり、息つくヒマもなく、本当にあっという間に一日が終わってしまうんですね。

ついつい、お客さんとの釣り談義に熱が入って、時間も忘れて楽しくお話してしまうのは自覚しております。なので、このブログで、自分の熱暴走を発散するべく、ときどきナガシマのターンを設けることにしました。ナガシマがカヤックフィッシングでよく使う、好きなルアーの好きなところ、直してほしい性能や性格を、呆れ顔のヨッシーや水野センセを横目に見ながら、好き勝手に書いていきます。ええ、自分の意志と責任において、です。

記念すべき第一回めのゲストは、カーペンター/ミニイールです。ややマイナーですが。

カーペンターといえば、見た目の流麗さよりも、釣果を優先した機能的かつ独創的なデザインのルアーで大人気。かつて、シーフロッグで世界中のGTを恐怖に陥れ、最近では、トップウォータールアーの歴史を塗り替えたともいえるGT-γ、BCーγが有名です。カーペンタールアーの実力は、だれもが知るところ。ナガシマはカーペンターのルアーならどれも大好きなのですが、カヤックフィッシングで使うなら、伏兵ミニイールが筆頭にあがります。

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ボディ長は9cmくらい。重さは約15g、シンキング。これは旧モデルの中古で、運よく1,000円くらいで買えましたが、最新モデルの新品は3,675円のようです。コーティングが強いので、なかなかボロボロにはなりませんが、1個しか持ってないので、本当に大事に使ってます。その名の通り?本来は水面でシラスなどのマイクロベイトを捕食するカツオ、キメジ用ですが、ナガシマ的には、表層の小魚を意識してシャローをクルーズするシーバスの最終兵器だと思っています。見た目のように細いボディでテール重心なので、小さくてもミサイルのようにブッ飛びます。宮沢りえ並みです。

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最新モデルは約20gで、2フック仕様に変更されていますが、シーバス狙いならリアフック1本で十分。リア1本でもかかりますし、そのほうがリリースも迅速です。ただし、フッキング力は大事なので、自分はがまかつ/トレブルRB-MHの#3を装着しています。激しくシェイクしながら水面をスキップするように超高速で巻いてくると、シーバスがロケット花火のように次々と飛び出てきます。笑えます。これ、マジでスゴいです。ほかのトップウォータープラグよりも明らかに激しくバイトしてくるので、どこかに恐るべき秘密があるんでしょうね。とにかく、細身で小型の物体が水面を高速で移動するものに異常に反応することがあるのがシーバスの面白いところ。特に、静粛性に優れたカヤックでのシーバス釣りでは、ピックアップ寸前、艇のキワで70cmオーバーが暴力的にバイトしてくることもあり、よそ見していると、びっくりしてロッドを落っことしそうになるので注意が必要です。

というわけで、いいとこばかりのミニイールさんですが、ひとつだけ残念なのは、やっぱり、全然、手に入らないこと……。特に旧モデルは、もはや入手は不可能かもなのです。

どなたか心優しい人、ナガシマに譲っ……いや、売っていただけませんか?

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