毎度ありがとうございます。2日ぶりの、サウスウインド釣り部門代表、ナガシマです。
いやー、本当に風が強い日ばかりで、カヤックマンたちにはつらい日々が続きますね。関東全域だけでなく、全国的に強風が吹く日が多いので、出艇の際には十分、注意してください。季節が夏に向かうにつれ、南寄りの風が強くなりやすくなります。とくに太平洋側の海上では、予報よりも強く吹くことがあるので気をつけてください。
昨日、ヨッシーもブログに書いていましたが、ナガシマはバス釣りの雑誌『ロッドアンドリール』の大好評連載「艇活。」の取材に行ってました。実は、水曜日も、延期になっていた海ルアー系雑誌取材の予定だったのですが、あまりに南風が強いので、結局、中止になってしまいました。昨日の木曜日も南風が強かったのですが、海がダメでも大丈夫なことが多いのが、バス釣りのステキなところ。kayak55.comのホエール赤澤さん、チャン松さんとともに、出撃してきました。ところで、南風、南風と書くと、ちょっとかわいげがないので、ナガシマ的には「サウスウインド」と呼ぶことにします。そのほうが、みなさん的にも愛着が沸くかと思いますので。
取材の模様は、5/26発売予定の『ロッドアンドリール』7月号に掲載するので、大人の事情により詳しくは書けませんが、チラ見せすると、以下のような感じです。今回は、千葉県のK川(ロドリ7月号で公開します、スミマセン)に行ってきました。折りたためるので電車で遠征することも可能な、ファルト・フォールディングカヤックでの釣行です。現場に着いて、さっそく組み立て開始。慣れた人なら、30分もあれば完全に組み立てられます。昨日は、朝から日差しが強く、フレームを組んでいるだけで汗ばむほどの陽気。しかし、だんだんサウスウインドが強くなってきました。北から南に向かって流れるこの川は、流れがとてもゆるいので、サウスウインドが強くなると、上流に向かって強制スクロールされます。グラディウスのような強制スクロールでぐいぐい流されるので、ナガシマが得意とするベイトフィネスでの繊細な釣りは、本当にやりにくいのです。サウスウインドのせいでフィネスの釣りができないと、ナガシマの漁獲高は一気に下がってしまうことがあるんです。なので、サウスウインドは……あぁ、なんだか意味不明になってきたので以下省略。とにかく、続きは雑誌を読んでください。


今回のナガシマ艇は、アルフェック/ボイジャー460T。タンデム好きのナガシマとしては、タンデム艇をシングル乗りするのは意に反しますが、居住スペースを有効活用できるので、それはそれでオッケーかな、と。
ベイト2本態勢。ミディアムクラスのベイトロッドはスピナーベイト、バズベイトを担当。得意のベイトフィネスで食わせのセコリグを。はい、ほとんどベイトフィネスでネコリグとスモラバしか投げませんでしたけど。風の強い状況で、しかもカヤックで、フィネスなリグをスポットに入れるタイミングは一瞬しかありません。カヤックでのバスフィッシングというと、トップの釣りを展開する人が多いかと思いますが、フィネスな釣りも、それはそれで面白いんです。
55のカヤックはこちら。左、ホエール赤澤さん艇はフジタカヌー/アルピナ2フィッシングモデル。右、チャン松さん艇はアルフェック/アリュート380T。どちらも人気のファルト艇ですね。おふたりは、アンダーの釣りも得意ですが、基本的にはトップの釣りが好き。ナガシマも、本当はトップとかビッグベイトが大好きなんですよ本当は。でも、雑誌的にバスがいないと大変なので、我慢してセコいフィネスをやってるんですよ、誤解しないでください。
連日のサウスウインド、あ、南風の影響で、若干にごり気味の川面。ブッシュあり、カバーあり、縦ストラクチャーありの魅力的な釣り場です。リバーカヤックバスフィッシング、略してRKBFには最適なフィールド。もちろん、無意味に略さなくてもオッケーdeath。
カヤックだと、こんな水路にも入っていけるんです。ものすごいワクワクしますよね。ワックワク、させてよ。バスボートはもちろん、アルミボートでも無理。おかっぱりでも攻められないこんな水路、バスがいないワケがありません。カヤックならではのプチ冒険釣行。
トンネル内。天井までは、やっとパドリングできるくらいの高さ。雰囲気ムンムン。ここでは小バスしか釣れませんでしたけど、この川にはでかバスがいる水路がほかにもあるとか。
さあ、風に翻弄された3人の「艇活。」部員たちにドラマは起きたのか……。ビッグバスはゲットできたのか……。
ロッドアンドリール7月号、お楽しみに!!!
もちろん、ファルト・フォールディングカヤックは、ツーリングでも大人気です。当店でも、暖かくなって多くのお客さまがファルト・フォールディングカヤックを購入して、川で、湖でさっそく楽しんでいます。気になる方は、ぜひぜひサウスウインドまでお問い合わせください。
自分でフォールディングカヤックを製作中のファルト研究家、水野センセと、アメとムチで組み立てを指導する熱血コーチ、ヨッシーがお待ちしています。
カヤックフィッシングのことなら、なんでもナガシマに聞いてください。