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2013/11/03

カヤックに予備パドルを!

ポカポカと日差しが暖かく・・波は穏やか・・
そんな海の上でカヤックを満喫して、さて帰ろうかと思ったときに・・・・!!!!
風向きが急に強いオフショア(陸から海に向かって吹く風)に変わり、空気は一気に冷たくなり、陸に向かって漕いでも漕いでちょっとずつしか進めない!
「・・・・がんばって漕いでちょっとずつ岸に向かうしかない!!」
と意を決して漕ぎ始めたときに
「バキッ!!!」
とパドルのブレードが折れる音が!!
回収する間もなく、折れたブレードはゆらゆらと海中に沈んでいく・・・・・・。
折れたパドルを手に段々と沖合いに流されてゆく・・・・・

・・なんてシチュエーションを考えると結構、ゾッっとしちゃいますよね。
でも、こんな状況になっちゃう可能性はロングツーリングカヤッカーだけでなく、
「ちょっと磯でのんびりカヤック」という方にも十分起こり得ることなんです。
そして、こんなときに命運を大きく分けるアイテムが「予備パドル」です(^-^)
遊び方に関わらず必ず持っていって欲しい安全用品です。

さてこの予備パドル、扱う上で大事な点をちょっと書かせて頂きますと・・・
①コックピット(またはシート位置)の座っている位置からすぐ手が届くところに
置いておくということ。
(※ハッチの中にしまっちゃうと海上でいざ取り出すときに結構大変です
②波を被ったときに流失しないようにショックコード(荷物スペースのゴム)
にしっかりはさんでおくこと。
③パドリングで使わなくても、遊んだ後にはしっかり洗って腐食しないようにしておくこと。
などなどです。簡単ですね(^-^)

さて続いては予備パドルの選び方なんですが・・・・
これはカヤッカーそれぞれの好みというか、戦略が出る場面ですね。
それだけに一緒に遊びに出ることになったカヤッカーがどんな予備パドルを
選んでいるか見るのはなかなか面白いものです。(^-^)
ではいろんなタイプとそれぞれ選んでいるパドルなどをちょっと紹介させて頂きます。

ⅰ同じパドルタイプ 
いつも使っているパドルと素材、長さ、形まで全く同じものを選ぶタイプ。
「予備パドルを出す必要があるということはいつもよりきつい海況の可能性があるし、
なるべく使い慣れたパドルを使いたい!!」という考え方の方が多いみたいです。

ⅱ使い分けタイプ
海況に応じてパドル2本を普段から使い分けていて、一本は予備パドルとしているタイプ。
この2本の組み合わせはいろいろあるのですが、多いのはバランスの取れたブレード形状のパドルと風が強い時用のナロー(ブレードが細い)パドルという組み合わせです。
ちなみにバランス型のおススメは下記パドルです。
http://www.swss.jp/paddle/werner_camano.html
風が強い時用のナロー(ブレードが細い)パドルのおススメは下記パドルです。
P1240930
ノーティレイ エスキモーパドル 250cm(ウッドパドル) 25830円(税込み)
強風時に強いのはもちろんですが、見た目も工芸品のような美しさを持つ雰囲気のあるパドルです。この手のパドルはワンピース(1本)タイプが多いですが、2分割にできる仕様なので予備パドルとしてカヤックに積んでおけます(^-^)

あとは「奥さんやお子さんが使った時にいいパドルを壊されないように(笑)
安くて丈夫なパドルを積んでおく」というタイプや、波乗り(カヤックサーフィン)をするときの用のワイドブレードのパドルを積んでおくというタイプの方がいました。

みなさん、いろんなスタイルで楽しんでいますね(^-^)
では予備パドルひとつ揃えて、安心してカヤックを楽しんで下さいね。





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