フィールフリー モーケン12 インプレ
昨年より、アメリカのカヤック雑誌に広告が載っていて気になっていたモーケン12
モーケン13DXから余分なモノを取り除きスっきり感が出ております。
さて、肝心のインプレです。
ハンドルが他のシリーズと同じで一体化しているので持ちやすいですが、ハイエースのように車高の高い車への車載はかなり重く、初心者でパワー不足の方は修行か工夫が必要です。
漕ぎ出しはいたって普通。重くも無く軽くも無い、とても標準的な漕ぎ味。ターポン120とテイストがそっくりです。
スピードはなかなか出ます。 やはりターポン120と同じような左右へのロールが少しありますが、安定してます。実際に立ってみましたが、慣れれば立てるレベルです。
フロントハッチ部分がメッシュになっていて、魚短用のバッテリーを置く場所も作ってあります。 実際に前に移動して開けましたが、安定して物を出し入れできます。
シンプルな分、とても使いやすいフロント部分で、とてもグーです!!
シートは備え付けタイプで、座り心地もナカナカ良く、今までのシートの中ではトップクラス。難をいえば、デッキと同じ高さでフラットなので、まるで体育座りしているポジションになってしまうこと、多少なりお尻の位置が高い方が腰には楽ですね。
センターコンソールはとりあえず的な物入れですが、それなりのスペースがあるので便利ですね、コンソールとフロントハッチの間にスコッティのベースが取り付ける場所があり、フロントハッチから配線用の穴が開いているので、スコッティのベースに魚短マウントをつけて、魚短を取り付けるようになっているようです。 ちなみにホンデックスHE51Cならセンターコンソールのフタで挟み込むように置けました、トライデントシリーズのような形ですね、波を被っても平気なので、この使い方はありかな?
ロッドホルダーはお馴染みの浅い埋め込み式で、フロント二個は手の届く範囲に設置してます、ロッドを入れやすいのですが、パドリングの邪魔になる位置です。
フットペダルはレバーを倒しこんで前後にスライドさせ、レバーを元にもどす調整タイプで座ったまま出来るので便利です。
ラダー装着は不可で、コロナやニュームーブでお馴染みにのタイヤが装着してあります。駐車場でのちょっとした移動や浜での移動には便利ですが、大荷物を入れて運ぶには持ち手から距離があるのでかなり重くなります。 ある程度の移動が必要ならビーチカートは必要です。
後部荷室は一番広い部分で40cm弱、台形に狭まっているのでクーラーボックスのサイズが限られます。 海外では釣った魚は基本的にリリースするので、新鮮な状態で持ち帰るという発想が無いので、クーラーボックスのスペースがありません。代わりに牛乳を入れるコンテナが丁度納まるように加工がしてあります。
総評
13から余分なモノを削りよくまとめたカヤックです。12フィートながら、河口から湾岸、それなりの沖へオールマイティに乗れます。 スピード、安定性、荷物の積み込みなど、カヤックフィッシングに必要な要素はほぼ充たしております(クーラー置き場を除く)
パドル、ライフジャケット込みで134400はとても手頃なお値段☆
のぶぞう
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